ケータイ辞書JLogosロゴ ノドン弾道ミサイル
Nodong ballistic missile

国際関係>軍備管理・軍事技術

 北朝鮮が開発した弾道ミサイルに米国が与えたコードネーム。基の技術は1980年頃にエジプトから入手したソ連のスカッド戦域弾道ミサイル(ソ連名R‐17)で、射程を10%延長し、300kmとしたスカッド改B型(北朝鮮名は火星5号)、その弾頭重量(1000kg)を削って燃料搭載量を増やし、射程を600kmにしたスカッドC型(同火星6号)を経て、スケールアップする方法で北朝鮮領内から発射して日本全土を攻撃できる射程1300km以上としたのがノドン。弾頭重量は1000kg程度で核弾頭の搭載が可能、命中精度は半数必中界(CEP)で2km前後と推測されている。93年5月に日本海に向けて最初の試射が行われ、能登半島沖250kmに着弾したとされる。同年からパキスタンとイランへの輸出、ないしは技術移転が開始され、両国は98年にそれぞれガウリ1、シャハブ3という名称の弾道ミサイルの試射を行った。スカッド改B型とC型はエジプト、シリア、イラン、イエメンなどに輸出され、北朝鮮は年間1億ドル以上の外貨を得てきたと推測される。ノドンはテポドン1の1段目に使用された。2006年7月5日に日本海のロシア沖に向けて2発を発射している。この時はスカッドCとその射程延長型(1000km?)各2発も発射され、6発のすべてが半径50kmの円内に着洋するという高い信頼性を示した。
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「(C)知恵蔵2007」
JLogosID:14845770
最終更新日:2011-01-01




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