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 日曜日の都心の公園では、西アフリカの太鼓ジェンベを練習している人をよく見かける。ネットには各地の教室やワークショップの記事が数多く掲載されている。
ポピュラー音楽で演奏されはじめた民俗楽器は、ジェンベにかぎらない。地鳴りのような音が出るオーストラリア先住民の管楽器ディジェリドゥー、哀愁味で人気の中国の弦楽器二胡、インドの打楽器タブラフラメンコの箱型打楽器カホンなどなど。2006年夏にコンゴ民主共和国から来日した電気親指ピアノグループは、日比谷野外音楽堂の超満員の観客を踊らせていた。
民俗楽器の音は、西洋の楽器より倍音が多く、自然塩のミネラル成分にも似て、複雑な響きが魅力的。コンピューターで作る音楽とちがって、体を動かして練習すればいい音が出るため、達成感がはげみになる。それは、フラ、ベリーダンス、アフリカン・ダンスなど、人気のある民俗系のダンスと共通する楽しみだろう。
これが一過性の流行に終わるのかどうかは未知数だが、背景のひとつとして、健康、環境、フェアトレードなどへの関心の高まりがあることは無視できないいずれにせよ、民俗楽器の流行は、ラテン音楽専門のコンガカウベルが、ポピュラー音楽の標準楽器として定着していった1970年代以来の出来事であることは確かだ。(北中正和)
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「(C)知恵蔵2007」
JLogosID:14849317
最終更新日:2011-01-01




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