ケータイ辞書JLogosロゴ 情報化社会
information society

文化・芸術>現代社会と思想

 1990年代のインターネット携帯電話の普及、情報技術の高度化に伴い一般的に用いられるようになった社会概念。情報化社会という問題意識は社会の変動を示すものとして、60年代の後半から取り上げられており、その代表としてD.ベルの『脱工業社会の到来』(73年)やA.トフラーの『第三の波』(80年)を挙げることができる。トフラー情報技術革命により、個々人による情報の発信が可能となることで、自由と民主主義が拡大するとした。こうした楽観的な捉え方に対して、現在の方向性を監視社会化の進行と見なす考えが現れてきている。ローレンス・レッシグは『CODE』(99年)において、個人のデータが収集されていくことで、生活が把握・監視され、情報の集積として整理されることになると主張する。9.11同時多発テロ以降の国家による情報監視体制の強化や、犯罪の抑止のための、市民自身による監視のテクノロジーの使用とその普及は、情報化社会における匿名性と自由の関係、プライバシーの保護の問題などの議論を引き起こしている。
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JLogosID:14849428
最終更新日:2011-01-01




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