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【あさ・る】
[他][ラ四]ら/り/る/る/れ/れ

あ行>


[1](動物が)えさを探す。
[例]「◎春の野にあさる雉(きぎし)の妻恋(つまごひ)に己(おの)があたりを人に知れつつ」〈万葉・八・一四四六〉
[訳]「◎春の野でえさを探す雉(きじ)が妻を慕って鳴いて、自分がいるあたりを人に知らせていることだ」
[2](人が)魚介類をとる。漁をする。
[例]「◎伊勢島や潮干の潟(かた)にあさりてもいふかひなきはわが身なりけり」〈源氏・須磨〉
[訳]「◎伊勢の潮が引いた潟で貝をとっても貝などないように、(今さら)何を言ってもかいがないのは自分の身の上だったよ」
<参考>用例中の「伊勢島や潮干の潟に#あさり@ても」は「かひなし」を導く序詞。また、「かひ」は「貝」と「効(かひ)」との掛詞。
[3](人や物を)探し求める。探し回る。
[例]「掘らぬ所もなく山をあされども、なかりけり」〈徒然・五四〉
[訳]「掘らない所もないくらい山の中を探し回るけれども、(埋めておいた箱は)なかった」
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(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5070379
最終更新日:2007-12-11




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