ケータイ辞書JLogosロゴ 戯る・狂る
【あざ・る】
<一>[自][ラ四]<二>[自][ラ下二]<一>ら/り/る/る/れ/れ<二>れ/れ/る/るる/るれ/れよ

あ行>

<一>((上代語))(神に祈るときに)取り乱す。狂ったようにふるまう。
[例]「◎かからずもかかりも神のまにまにと立ちあざり我(あれ)乞(こ)ひ祷(の)めど」〈万葉・五・九〇四・長歌〉
[訳]「◎(わが子の)病気が治るのも治らないのも神様のおぼしめしのままにと、取り乱して私は神に祈り願ったが」
<二>((「あさる」ともいう))[1]ふざける。戯れる。
[例]「さらぬ人だに、あざれたるもの覗(のぞ)きは、いと便(びん)なきことにするを」〈大鏡・道長・上〉
[訳]「それほどでもない人でさえも、ふざけたのぞき見は、非常に感心しないこととしているのに」
[2]うちとける。くつろぐ。くだける。
[例]あざれたる袿(うちき)姿にて、笛を懐かしう吹きすさびつつ」〈源氏・紅葉賀〉
[訳]「(光源氏は)くつろいだ袿姿で、笛を心ひかれるように気ままに吹いては」
[3]しゃれる。風流だ。
[例]「返しはつかうまつりけがさじ。あされたり」〈枕草子・職の御曹司におはします頃、西の廂にて〉
[訳]「(へたな)返歌はお作り申し上げて(あなたの歌を)けがすようなことはすまい。(とても)しゃれている(歌だ)」
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(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5070380
最終更新日:2007-12-11




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