ケータイ辞書JLogosロゴ 敢へず
【あへ・ず】

あ行>

あへ・ず【敢へず】(アエズ)((動詞「あふ(敢ふ)」の未然形+打消の助動詞「ず」))[1]たえきれない。こらえきれない。
[例]「◎秋風にあへず散りぬるもみぢ葉のゆくへさだめぬ我ぞかなしき」〈古今・秋下・二八六〉
[訳]「◎秋風にたえきれないで散ってしまうもみじの葉のように、行く末が定まらない自分が悲しいことだよ」
[2]〔動詞の連用形の下に付いて、また、「…もあへず」の形で、補助動詞的に用いて〕(最後まで)…しきれない。…できない。
[例]「つぎさまの人は、あからさまに立ち出(い)でても、今日ありつる事とて、息もつぎあへず語り興ずるぞかし」〈徒然・五六〉
[訳]「教養や品位の劣っている人は、ちょっと外に出ても、きょうあったことだと言って、息をつぐこともできないくらい話しておもしろがるのである」
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5070776
最終更新日:2007-12-11




ケータイ辞書 JLogosトップ