ケータイ辞書JLogosロゴ
【らう】
[名]

ら行>

らう【労】(ロウ)
[1]苦労すること。骨折り。
[例]「暑湿(しょしつ)のらうに神(しん)を悩まし、病(やまひ)おこりて事をしるさず」〈奥の細道・越後路〉
[訳]「暑さや湿気(=雨降り)の苦労に心を悩まし、病気になったので(道中の)出来事を書き記さなかった」
[2]功労のあること。年功。功績。
[例]「式部(しきぶ)のらうに依(よ)りて筑前(ちくぜん)の守(かみ)になりたるなり」〈今昔・一五・三五〉
[訳]「式部の丞(じょう)としての功労によって、筑前(→ちくぜん)の国守になったのだ」
[3]熟練していること。経験を積んでいること。また、心づかいが行き届いていること。
[例]「深き御らうのほどあらはに聞こえておもしろきに」〈源氏・若菜・下〉
[訳]「(紫の上の演奏は)すぐれて熟練なさっているようすがはっきりとうかがえて趣があるので」
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5083041
最終更新日:2007-12-11




ケータイ辞書 JLogosトップ