ケータイ辞書JLogosロゴ 労労じ
【らう-らう・じ】
[形][シク](じく)・じから/じく・じかり/じ/じき・じかる/じけれ/じかれ

ら行>

らう-らう・じ【労労じ】(ロウロウジ)
[1]洗練されている。巧みである。気がきいている。
[例]「折節(をりふし)につけつつらうらうじく、ありがたかりし人の御心ばへなりかし」〈源氏・御法〉
[訳]「その時々に応じて気がきいていて、たぐいまれだった人(=紫の上)のご性質であったことよ」
[2](容姿などが)上品で美しい。気品がある。
[例]「夜深(よふか)くうち出(い)でたる声の、らうらうじう愛敬(あいぎゃう)づきたる、いみじう心あくがれ、せんかたなし」〈枕草子・鳥は〉
[訳]「深夜に(突然)鳴き出した(ほととぎすの)声が、上品で美しく魅力があるのは、たいそう心を奪われて落ち着かず、どうしようもない」
<参考>年功を積む意の「労(ろう)」を重ねて、形容詞化した語。この語は平安時代中期以降に現れるが、短い期間で姿を消した。平安貴族の美意識を表すとされる。
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(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5083065
最終更新日:2007-12-11




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