ケータイ辞書JLogosロゴ 才覚
【さい-かく】
<一>[名]<二>[名][他][サ変]<三><形動>[ナリ]<三>なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ

さ行>

<一>
[1]学識。学才。「才学(さいがく)」
[例]「江帥(がうそち)は如何(いか)なるさいかくにてか申されけん、覚束(おぼつか)なし」〈徒然・一七九〉
[訳]「江帥(=大宰(ださい)の権(ごん)の帥(そち)である大江匡房(おおえのまさふさ))はどういう学識によって(那蘭陀(ならんだ)寺の大門が北向きだと)申し上げられたのだろうか、不審である」
[2]くふう。機知。機転。知恵。頭の働き。
[例]「又五郎男(をのこ)を師とするより外のさいかく候はじ」〈徒然・一〇二〉
[訳]「(儀式のやり方については)又五郎を師匠とするよりほかの(よい)知恵はないでしょう」
<参考>用例中の「男」は目下の者につける呼称。
<二>工面すること。算段すること。やりくり。
[例]「左の手に握るといふ海馬(かいば)をさいかくするやら」〈西鶴・胸算用・二・二〉
[訳]「(まじないとして妊婦が)左の手に握るというたつのおとしごを工面するやら」
<三>くふうにすぐれている。やりくり算段がじょうずだ。機転がきく。
[例]「親の譲りを受けず、その身さいかくにしてかせぎ出し」〈西鶴・永代蔵・一・一〉
[訳]「親の財産を譲り受けないで、自分自身がやりくり算段がじょうずで財産を得て」
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(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5083405
最終更新日:2007-12-11




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