ケータイ辞書JLogosロゴ
【ゆめ】
[名]

や行>

「寝目(いめ)」の変化した語。睡眠中にいろいろな物事を現実のように見たり聞いたりする現象の意から転じて、はかないことや迷いなどの意を表すのにも用いられる。
[1](睡眠中に見る)夢。
[例]「◎思ひつつ寝(ぬ)ればや人の見えつらむゆめと知りせば覚めざらましを」〈古今・恋二・五五二〉
[訳]⇒おもひつつ…〔〔和歌〕〕
[2]夢のように思われるもの。はかないこと。不確かなもの。
[例]「◎寝ても見ゆ寝でも見てけりおほかたは空蝉(うつせみ)の世ぞゆめにはありける」〈古今・哀傷・八三三〉
[訳]「◎(亡くなった方のお姿は)寝ても夢に見えるし寝ないでいても心に浮かべている。だいたいはかないこの世が夢のように思われるものであるのだ」
[3]迷い。煩悩(ぼんのう)。
[例]「◎むつごとを語り合はせむ人もがな憂き世のゆめもなかば覚むやと」〈源氏・明石〉
[訳]「◎むつまじく語り合うような相手が欲しい。このつらい世の中の迷いもそれで半ばは慰められようかと(思って)」
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5091623
最終更新日:2007-12-11




ケータイ辞書 JLogosトップ