ケータイ辞書JLogosロゴ 緩ぶ・弛ぶ
【ゆる・ぶ】
((古くは「ゆるふ」))<一>[自][バ四]<二>[他][バ下二]((古くは「ゆるふ」))<一>ば/び/ぶ/ぶ/べ/べ<二>べ/べ/ぶ/ぶる/ぶれ/べよ

や行>

((古くは「ゆるふ」))<一>
[1]ゆるくなる。しまりがなくなる。ゆるむ。
[例]ゆるべる緒(を)ととのへさせ給ひなどす」〈源氏・初音〉
[訳]ゆるんだ(弦楽器の)糸の調子を合わせさせなさったりする」
[2]心がたるむ。気がゆるむ。油断する。
[例]「心やすきひとり寝の床(とこ)にてゆるびにけりや」〈源氏・末摘花〉
[訳]「気楽なひとり寝の寝床で気がゆるんでしまったよ」
[3]気持ちにゆとりができる。くつろぐ。
[例]「心ゆるび給ふ事も多かるに」〈源氏・蛍〉
[訳]「気持ちにゆとりができなさることも多いので」
<二>
[1]ゆるくする。ゆるめる。
[例]「◎梓弓(あづさゆみ)引きてゆるへぬますらをや恋といふものを忍びかねてむ」〈万葉・一二・二九八七〉
[訳]「◎梓弓を引いてゆるめない勇ましい男が、恋というものにたえることができないのだろうか」
[2]気を許す。寛大にする。
[例]「あまりむげにうちゆるへ見放ちたるも、心やすくらうたきやうなれど」〈源氏・帚木〉
[訳]「あまりむやみに気を許して(夫を)ほうっておくのも、気楽でかわいいようであるけれども」
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5091666
最終更新日:2007-12-11




ケータイ辞書 JLogosトップ