ケータイ辞書JLogosロゴ あり-つ・く
【あり-つ・く】
<一>[自][カ四]<二>[他][カ下二]<一>か/き/く/く/け/け<二>け/け/く/くる/くれ/けよ

あ行>

<一>
[1]住みつく。安住する。夫婦となる。(結婚して)落ち着く。
[例]「民ありつくこと難し」〈今昔・一〇・三三〉
[訳]「民が安住することは容易ではない」
[2](ある環境・身分に)生まれつく。
[例]「もとよりありつきたるさやうのなみなみの人は」〈源氏・蓬生〉
[訳]「もともと(平凡な身分に)生まれついている、そのようなふつうの人は」
[3]板につく。似合う。なじむ。
[例]「まだありつかぬ御かたはら目」〈源氏・柏木〉
[訳]「いまだに(尼の姿が)板につかないお横顔は」
[4]〔多く「世にありつく」の形で〕生計を立てる。生活していく。
[例]「年ごろ身貧しくして、世にありつく方もなかりけるほどに」〈今昔・二七・二四〉
[訳]「長年わが身は貧しくて、生計を立てる手段もなかったときに」
<二>生活のよりどころを与える。落ち着かせる。
[例]「殿ばら、今までありつけざるこそ、心にかかり候へども」〈曾我・四〉
[訳]「皆様方を、今まで落ち着かせなかったことだけが、気にかかりますけれども」
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(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5092789
最終更新日:2007-12-11




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