ケータイ辞書JLogosロゴ へだ・つ
【へだ・つ】
<一>[自][タ四]<二>[他][タ下二]<一>た/ち/つ/つ/て/て<二>て/て/つ/つる/つれ/てよ

は行>

<一>隔たる。
[例]「◎はろはろに思ほゆるかも白雲(しらくも)の千重(ちへ)にへだてる筑紫(つくし)の国は」〈万葉・五・八六六〉
[訳]「◎はるかに遠く思われる、白雲がたくさん重なって隔たっている筑紫の国(→つくし)は」
<二>
[1]物を間に置いてさえぎる。間を離す。仕切る。
[例]「右近は屏風(びゃうぶ)へだてて臥(ふ)したり」〈源氏・夕顔〉
[訳]「右近は屏風を間に置いてさえぎって横になっている」
[2](時間的に)間をおく。時を隔てる。
[例]「いまは一夜もへだてむ事のわりなかるべき事」〈源氏・葵〉
[訳]「今は一晩も間をおく(=紫の上に会わない)ようなことはたえがたいにちがいないことだ」
[3]うとんじて遠ざける。うちとけない。
[例]「さばかりに思ふを知らでへだて給ひしかばなんつらかりし」〈源氏・夕顔〉
[訳]「あれくらい(私(=光源氏)が)いとしく思っているのも知らないで、(夕顔が私を)うとんじて遠ざけなさったので、たえがたかった」
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(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5093863
最終更新日:2007-12-11




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