ケータイ辞書JLogosロゴ めぐりあひて
【めぐりあひて】

ま行>

〈新古今・雑上・一四九九・紫式部(むらさきしきぶ)〉
[訳]「空を行きめぐり、それかともはっきり見分けないうちに、雲の間に隠れてしまった真夜中の月だよ(久しぶりにめぐり逢ったのに、なつかしい友人であったのかどうか、見分けられないうちに、あなたは姿を隠してしまったのですね)」
<参考>『新古今和歌集』の詞書に、幼なじみの友人が久しぶりに訪ねてきたのに、ほんのわずかいただけで、陰暦七月十日の月と競うようにそそくさと帰ってしまったので詠んだ歌とある。『紫式部集』の冒頭にあり、ほぼ類似した内容になっているが、時期が七月ではなく、十月になっている。『百人一首』の流布本(るふぼん)の本文は、第五句が「夜半の月かな」になっている。再会した友人の行動を早く沈む七日の月になぞらえている。友人との邂逅(かいこう)の場所を路上とする説もあるが、自邸とするのが通説である。
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(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5101088
最終更新日:2007-12-11




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