ケータイ辞書JLogosロゴ さう-し
【さう-し】
[名]

さ行>

さう-し【草子・冊子・草紙・双紙】(ソウ―)((「さくし(冊子)」のウ音便。「冊」はとじた文書・書物の意。「子」は物の名の下に付く接尾語))[1](巻物に対して)紙を重ねて糸でとじ合わせた本。とじ本。
[例]「このさうし、目に見え心に思ふことを…書き集めたるを」〈枕草子・この草子〉
[訳]「このとじ本(=『枕草子』)は、目に見え心に思うことを…書いて集めたものだが」
[2]仮名書きの本。日記・随筆・物語・歌集など。
[例]「短き灯台を取り寄せて、さうしを見て臥(ふ)したり」〈今昔・一七・三三〉
[訳]「(女は)背の低い明かりを引き寄せて、を見ながら体を横たえていた」
[3]絵入りの通俗的な読み物。草双紙・絵双紙など。
[例]「わが幼きころに、上野(うへの)物語といふさうしありけり」〈折たく柴の記・上〉
[訳]「私が小さいころに、『上野物語』という読み物があった」→<暮らしと文化>「江戸時代の漫画」
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(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5105161
最終更新日:2007-12-11




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