ケータイ辞書JLogosロゴ さし-あ・つ
【さし-あ・つ】
[他][タ下二]て/て/つ/つる/つれ/てよ

さ行>

((「さし」は接頭語))[1]押し当てる。じかに当てる。
[例]「よからぬ人はさかな取りて口にさしあて、みづからも食ひたる、様あし」〈徒然・一七五〉
[訳]「品のない人は酒のつまみを取って(他の人の)口に押し当てて、自分も食っている、(その)ようすは見苦しい」
[2](命令してある任務に)あたらせる。
[例]「宿直(とのゐ)にさしあてなどしつつ」〈源氏・浮舟〉
[訳]「宿直の役にあたらせたりなどするとともに」
[3]ねらいを定める。それと目ざして決める。
[例]「弓を取りて箭(や)をつがひて強く引きて、持経者(ぢきゃうじゃ)の腹にさしあてて射るに」〈今昔・一七・四〇〉
[訳]「弓を手にして矢をつがえて強く引きしぼって、持経者(=常に法華経(ほけきょう)を所持し読誦(どくじゅ)する僧)の腹にねらいを定めて(矢を)放つと」
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(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5105402
最終更新日:2007-12-11




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