ケータイ辞書JLogosロゴ ゆる・す
【ゆる・す】
[他][サ四]さ/し/す/す/せ/せ

や行>


[1](縛ったりしてあるものを)ゆるくする。ゆるめる。
[例]「猫の綱ゆるしつれば」〈源氏・若菜・上〉
[訳]「(女房が)猫をつないだ綱をゆるめてしまったので」
[2]願いを聞き入れる。承諾する。許可する。
[例]「上皇(しゃうくゎう)御感(ぎょかん)のあまりに、内(うち)の昇殿をゆるさる」〈平家・一・殿上闇討〉
[訳]「鳥羽(とば)上皇はご感心のあまりに、(上皇の願をかなえて寺を造進した平忠盛(ただもり)に)清涼殿(せいりょうでん)の殿上の間への出入りを許可しなさる」
[3]解き放す。逃がす。自由にする。
[例]「◎夕狩(ゆふがり)に千鳥(ちとり)踏み立て追ふごとにゆるすことなく」〈万葉・一七・四〇一一・長歌〉
[訳]「◎夕方の狩りにたくさんの鳥を飛び立たせて追うたびに逃がすことなく」
[4](罪や義務を)免除する。免ずる。赦免する。
[例]「かぎりある御(み)つき物をもゆるされき」〈平家・五・都遷〉
[訳]「規定された税をも免除しなさった」
[5](優秀だと)認める。評価する。
[例]「つひに上手(じゃうず)の位にいたり、徳たけ、人にゆるされて、双(ならび)なき名を得ることなり」〈徒然・一五〇〉
[訳]「最後には名人の芸域に達して、人徳も円熟し、(世の)人に認められて、並ぶ者のない名声を得ることになる」
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(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5113346
最終更新日:2007-12-11




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