ケータイ辞書JLogosロゴ 筑波嶺(つくばね)の


百人一首

筑波嶺(つくばね)の 峰より落つる みなの川 恋ぞ積もりて 淵(ふち)となりける
〈後撰・恋三・七七六・陽成(やうぜい)院〉
[訳]「筑波嶺の峰から流れ落ちる男女(みなの)川が、始めはわずかな流れであっても、ついには深い淵となるように、あなたを思う私の恋心も、積もり積もって淵のように深くなりました」
<参考>『後撰和歌集』の詞書によれば、陽成天皇が光孝(こうこう)天皇の第三皇女の綏子(すいし)内親王(=釣殿のみこ)に贈った歌で、源流から下流まで、川のしだいに大きく深くなるさまによそえて、思慕の情の深まりを訴えたものである。「筑波嶺の峰」は筑波山、「みなの川」は筑波山から発して桜川にそそぐ川、いずれも常陸の国(→ひたち)の地名・歌枕である。
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(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5113441
最終更新日:2007-12-11




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