ケータイ辞書JLogosロゴ 恨みわび


百人一首

恨みわび 干さぬ袖(そで)だに あるものを 恋に朽ちなん 名こそ惜しけれ
〈後拾遺・恋四・八一五・相模(さがみ)〉
[訳]「男の無情を恨み、流した涙のために袖さえ朽ちてしまいそうなのに、この恋の浮き名のために私の名まで朽ち果ててしまうのはまことに残念なことだ」
<参考>『後拾遺和歌集』の詞書に、永承六(一〇五一)年五月五日の「内裏歌合」の歌とある。涙で袖が「朽つ」のと、恋のうわさで名が「朽つ」のとを重ねた掛詞が用いられている。二つの解釈があり、袖さえ朽ちそうなのに、さらに名も朽ちるのが残念だと解する説と、袖は朽ちないのに、名は朽ちるのが残念だと、袖と名を対比させて解する説である。前者が通説だが、後者を採る説も捨てがたい。
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(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5113443
最終更新日:2007-12-11




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