ケータイ辞書JLogosロゴ 山里は


百人一首

山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば
〈古今・冬・三一五・源宗于(むねゆき)〉
[訳]「山里はいつも寂しいが、冬こそ寂しさのいちだんとまさる季節だったのだ。人の訪れも途絶え、心を慰めてくれる草もすっかり枯れ果ててしまうと思うと」
<参考>『古今和歌集』の詞書に「◎冬の歌とて、詠める」とある。都や人里に比較して、山里は元来、常に寂寥(せきりょう)孤愁(こしゅう)の地であるが、冬はいちだんとそれがつのるといい、その理由を草木の枯れることと人目の遠ざかることという自然と人事の両面から、謎解き風に説明する。人目の「離(か)れ」と草の「枯れ」との掛詞の趣向が有効に働いている。
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(C)東京書籍[全訳古語辞典('06/2)]
JLogosID:5113455
最終更新日:2007-12-11




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