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【めんきょ】
免許があれば、どんな飛行機が操縦できる?

2章 飛行機の種類

 飛行機を操縦してみたい――。
 子供のころ、一度はこんな夢をもった人も多いでしょう。
 自家用操縦士の免許なら、操縦免許(操縦士技能証明)を取得するのはそれほど難しいことではありません。しかし、残念ながら、費用がかなりかかります。日本国内で免許取得のための操縦訓練を行なうと、20代の会社員の平均的な年収の1・5倍近い費用が必要になるのです。
 ところで、操縦免許を取得すると、どんな飛行機を操縦できるのでしょうか。
 普通の陸上単発の自家用操縦士の免許を取得すれば、最大離陸重量5700kg以下のプロペラ単発機なら、すべてを操縦することができます(水上機を除く)。
 ただし、たとえばふだんはセスナ172型機を操縦しているパイロットが、いきなりターボプロップエンジンを搭載したTBM700型機を操縦しようとしても、かなり難しいでしょう。そのような場合には、その飛行機の操縦経験が豊富な人について十分な訓練を行なう必要があります。
 また、エンジンが2つ以上ある多発機の場合は、多発機用の限定免許を取得しないと操縦することができません。最大離陸重量が5700kgを超える飛行機についても、機種ごとに限定された免許が必要になります。たとえば、飛行機・陸上多発の自家用操縦士の免許をもつ人が、ジャンボジェット機の限定免許を取得すれば、自家用の免許でジャンボジェット機を操縦することができるというわけです。
 操縦免許には、自家用操縦士のほかプロパイロットの免許である事業用操縦士、エアラインのパイロットの免許である定期運送用操縦士の免許などがあります。ちなみに、自衛隊のパイロットは自衛隊内部の免許以外に、民間の事業用操縦士の免許ももっています。
【パイロット免許】
〔技能証明の種類〕
・自家用操縦士
セスナ機などの小型機でレジャー飛行ができる。受験資格 17歳以上
・事業用操縦士
エアラインの副操縦士、コミュータ航空の機長、航空機使用事業の機長など。受験資格 18歳以上
・定期運送用操縦士
エアラインなど定期輸送事業機の機長。受験資格 21歳以上
〔主な限定〕
・飛行機(陸上単発)
陸上滑走路で離着陸する飛行機で、エンジンを1基搭載しているもの
・飛行機(陸上多発)
陸上滑走路で離着陸する飛行機で、エンジンを2基以上搭載しているもの
・回転翼機(陸上単発ピストン)
陸上で離着陸する回転翼機で、ピストンエンジンを1基搭載しているもの
・回転翼機(陸上単発タービン)
陸上で離着陸する回転翼機で、ガスタービンエンジンを1基搭載しているもの
・回転翼機(陸上双発タービン)
陸上で離着陸する回転翼機で、ガスタービンエンジンを2基搭載しているもの
・水上限定
水上機の操縦ができる
・計器飛行証明
計器飛行を行なうことができる
・機種限定
最大離陸重量5700kgを超える航空機に関する限定
【フライトできる3つの条件】
・操縦士技能証明書
・航空身体検査
・無線従事者免許状(航空無線通信士等)

◎ミニ知識
航空身体検査基準(第一種)では、エアラインのパイロットになるには1.0以上(眼鏡、コンタクト可)の視力が必要だとされている。ちなみに、自家用の場合なら0.7以上。
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(C)日本実業出版社「飛行機の雑学事典」('03/10)
JLogosID:5120020
最終更新日:2003-10-01




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