ケータイ辞書JLogosロゴ 飛行機の速度
【ひこうきのそくど】
何種類ある? 飛行機の速度

4章 飛行機の性能

 史上初の動力機であるライト兄弟のフライヤー号の速度は、飛行距離(260m)と飛行時間(59秒)から計算すると、約9ノット(4・4m/秒、15・8km/時)くらいだったようです。もともと自転車屋さんだったライト兄弟らしく、まさに自転車並みの速さでした。
 ところが、初飛行のときは海からの風が強く(というか、いつも強い風の吹くところを選んだのですが)、公式記録として残っている4回目のフライトを行なったときは、約19ノット(9・4m/秒)の風が吹いていたようです。したがって、実際の速度は飛行距離と飛行時間から算出した速度に向かい風の速度を加えた28ノット(13・8m/秒)となります。
 このように、飛行距離を飛行時間で割った速度を対地速度といいます。ただし、実は飛行機の速さの目安となる速度表示には、このほかにもいくつかあり、それぞれ目的に応じて使い分けられています。たとえば、周囲の空気に対する飛行機の速度を対気速度というのですが、飛行機を操縦する際にパイロットが使用するのはこちらのほうです。
 飛行機の速度には、以下の種類があります。
 ちなみに、ある程度のベテランパイロットになると、計器の類いがなくても、現在位置、地上の風景の変化から類推した対気速度、機体が受けている風の具合などから、目的地に到達する時刻をほぼ正確に言い当てることができます。
【速度の種類】
●指示対気速度
●対地速度
●真対気速度
●較正対気速度
●等価対気速度

◎ミニ知識
ノットを時速に換算するには1.852倍、秒速をノットに換算するには2倍すれば、導き出すことができる。たとえば、100ノットは時速185.2km、秒速5mは10ノットとなる。
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(C)日本実業出版社「飛行機の雑学事典」('03/10)
JLogosID:5120042
最終更新日:2003-10-01


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