人間はなぜ肌の色が違うの?
人間の肌には白、黒、黄色など数種類の色があります。人類はアフリカで誕生したという説もありますが、それならば人間はみなアフリカの人たちと同じ黒い肌をしていなければ変です。では、なぜ人の肌の色は何種類かに分かれたのでしょうか?
かつては、肌の色は皮膚がんを防ぐためと思われていました。ところが、皮膚がんの発生は人が生殖可能年齢を超えてから起きることが多いことがわかり、それならば子どもには関係ないことになってしまいます。
そこで、最新の学説によると、肌の色には日照量が関係しているとされます。人間は太陽の光を浴びると体内でビタミンDを合成します。ビタミンDは骨の形成に重要な働きをしますが、太陽の光を浴びすぎると今度は体内の葉酸塩が破壊されてしまいます。葉酸塩はビタミンB群の物質で、DNAの合成に関わるため、妊婦や胎児には欠かせません。そこで人間の皮膚は暮らしている場所に合わせて徐々に肌の色を調整し、太陽光が多いところでは黒くなって吸収を阻害し、少ないところでは白くなって吸収できる量を増やすようになったといいます。
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角川学芸出版「話を盛りあげる究極の雑学」
JLogosID:5180304
最終更新日:2008-02-29