ジーンズってどうしてできたの?
ジーンズとは、もともと港で働く荷揚げ労働者が履いていたズボンを指していました。そして「デニム」とは、リーバイス社が会社設立当時にフランスから輸入した生地「serge de
mes」が縮まったものとされます。
リーバイス社の歴史は、一八四九年、ゴールドラッシュの時代にさかのぼります。当時、ドイツから移住して衣料品や雑貨の行商をしていた二〇歳のリーバイ・ストラウスが、サンフランシスコで金鉱掘りが丈夫なズボンを必要としていたのを知り、馬車の幌布でズボンをつくったのが始まりとされます(別の説では、金鉱目当てに旅をする男たちが、船の甲板でテントの生地にくるまって寝ているのを見て、テントの生地でズボンをつくれば、どこででもゴロ寝ができるとひらめいたともされます)。
リーバイ・ストラウスは、一八五三年に会社を起こし、ガラガラ蛇が嫌うインディゴで染め、縫製にオレンジ色の糸を用いたジーンズをつくりました。そして、それが今でも同社の定番となっています。
一八七一年、ネバダ州バージニアのロシア系ユダヤ人の仕立屋ジェーコブ・デービスが、鉱夫がはいていたリーバイス製ジーンズを修繕した際、ズボンのポケット口のほつれ防止に鋲(びよう)を打ったことが評判となります。その後、リーバイ・ストラウス社と提携して一八七三年に特許を取得します。ヒップの鋲は、学校の椅子や机を傷つけるとの苦情から、一九六七年に廃止され、今は前ポケットのみになっています。
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角川学芸出版「話を盛りあげる究極の雑学」
JLogosID:5180397
最終更新日:2008-02-29